うつ病治療の急性期

うつ病の三つの治療方法

うつ病の治療は休養、薬物療法、精神療法の三つがあり時間をかけて回復を目指します。体の怪我の場合、痛めてしまった箇所を安静にしますよね。うつ病の治療も同じで、疲れてしまった心を休める必要があります。治療に休養は必要不可欠であり、きちんと休むことのできる環境づくりをしなくてはなりません。休むことのできない環境の場合は入院治療も行うことができます。そして、しっかりと休養をとるために薬物での治療も行います。薬を飲むことでうつ病が治るというものではなく、心を休める手助けのために薬を服用します。

精神療法とはカウンセリングのことで、うつ病を根本から改善するサポートを行います。休養と薬の服用だけではうつ病を根本から改善するのは難しく、うつ病になってしまった原因や患者の思考パターンなどを分析することで回復を図り、再発の防止にも努めます。

治療には時間がかかる

うつ病には急性期、維持期があります。急性期はうつ病にかかってしまった時期のことで、休養と服薬が欠かせません。この時期は症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すため、すぐに回復の兆候が表れるわけではありません。時間をかけて休養をとり、薬によって心を安定させる必要があるため、焦ることなく治療を継続し続ける必要があります。症状が安定してきた場合には少しずつ薬の服用を減らしていきます。この時期のことを維持期といい、再発を防ぐためにも精神療法に重きを置き、急性期よりもさらに時間をかけて治療を行います。

うつ病はすぐに治る病気ではなく再発の恐れもあるため、症状が安定しても薬の服用や精神療法は続けなければなりません。治療にかかる時間は数年から数十年といわれています。症状が安定したからといって自己判断で薬の服用をやめてはいけません。主治医と相談し、焦らず時間をかけて治療を行うようにしましょう。